危険物処理班、出動す
2023.12.01わが家に郵便小包が届いた。
25年ほど前のことだ。
横25センチ、縦20センチ、高さ12センチほどだっただろうか。
送り主の住所、氏名は書いてあるが、心当たりがない。
中身はどうも「缶」のようだ。
送り主みずからが包装した様子である。
一体、これはなんだ?
まさか、とは思うが、爆発物ではないだろうな。
少し前には、ドイツの大手銀行頭取が爆殺される事件もあった。
山本謙三が書き綴った四方山話です。
わが家に郵便小包が届いた。
25年ほど前のことだ。
横25センチ、縦20センチ、高さ12センチほどだっただろうか。
送り主の住所、氏名は書いてあるが、心当たりがない。
中身はどうも「缶」のようだ。
送り主みずからが包装した様子である。
一体、これはなんだ?
まさか、とは思うが、爆発物ではないだろうな。
少し前には、ドイツの大手銀行頭取が爆殺される事件もあった。
10年以上前のこと。
第1の職場を退職し、次に移るまでに1か月ほどのラグ(時間差)があった。
さて、何をしようか?
思いついたのは、自分ではほとんど触れたことのないエクセル(Exel)とパワポ(Powerpoint)を学ぶことだった。
五十ならぬ、六十の手習いである。
退職直前、尊敬する先輩に話をしたところ、「山本君、エクセルはプロに習うのがいいと思うけど、パワポは比較的簡単だよ。僕も娘に教えてもらったんだ」とのご託宣。
ふ~ん、そんなもんか。
早速、帰宅後、娘(当時大学生)に尋ねる。
いつのころからか、手帳代わりにスマホの「カレンダー」を使うようになった。
手元にスマホがなければ、いまや明日の予定も分からない。
妻は、手帳片手に「スマホは充電が切れたらおしまいよ」とうそぶく。私には「手帳は失くしたらおしまいよ」と思えるのだが、どうか。
犬はペットとしてだけでなく、仕事もする。
世界各地の空港や街中で、爆発物や薬物の探知に当たる犬を見かける。
ドイツの中央銀行ブンデスバンクでは、敷地内を犬が巡回警備していた。いかにもドイツ人が好きそうな、大型犬だ。
そういえば、日本でも、昔、たばこ屋の軒先に犬や猫が寝そべっていた。いわゆる「看板犬」「看板猫」である。
東京都には「境界未定地域」がある。
市区町村の境界が定まっていない地域だ。
これが、JR東京駅や有楽町駅、新橋駅の間近(まぢか)にある。
ま、マジか?(だじゃれである)
かつての堀川を埋めた土地だけに、面積は狭い。
しかし、市区町村の稼ぐ力を示す「1人当たり純付加価値額」は全国第1位だ(2023.08.01コラム「2021年経済センサス 明暗著しい「地域、産業の稼ぐ力」~ひとり勝ちの建設業、沈んだ娯楽・観光関連」参照)。
謎を探りに、フィールドワークへ出かけよう!
3年前まで、小学校の隣に住んでいた。
七夕の季節になると、毎年子どもたちの願いごとがフェンスに張り出され、歩行者が足を止めていた。以前は3年生だけだったが、生徒数が減ったせいか、最近は1、2年生の願いごとも張り出されている。
中には、身につまされるものもある。
【器用になれますように(小3)】
誰かから「あんた、不器用ね」って、言われたのだろうか。
器用でないのは、欠点じゃないんだけどね。
海外の一部の空港では、犬の検査が実施されている。
人による犬の検査ではない。
犬による人の検査だ。
数年前、米国ロサンゼルス空港で帰国便のゲートに向かおうとしていた。
手荷物検査のブースの手前に、長い、長い行列があった。
おそらく、200人近くはいただろう。
検知犬の順番を待つ客だ。
出発便なので、爆発物の検知に特化した犬なのだろう。
海外に出かけると、見たことのないモノに出くわすことがある。
設計者は画期的なイノベーションと考えたのだろうが、案外不便だったりする。
だが、真のイノベーションはトライアルの果てに生まれる。ならば、謙虚に面白がることにしたい。
金融機関には、「損切りルール」と呼ばれるルールがある。
有価証券の運用を担当するディーラーは、与えられた金額を自らの裁量で運用し、日々損得を計算する。
損失が一定額に達したときは、社内のルールにより強制的に運用を終了し、損失を確定させる。これが「損切りルール」だ。
ルールは、理性では何ともならない「人間の弱さ」をふまえたものである。
人は負け始めると、勝負から途中で降りるのを躊躇(ちゅうちょ)する。
「明日こそは取り返せるはず」との希望的観測が勝るようになり、ずるずると損失が膨らむ。
そうした弱さが経営の足を引っ張らないよう、あらかじめルールを定め、損失を一定額に抑え込む趣旨だ。
ルールに違反すれば懲戒処分は免れない。それほど厳しいルールにしておかないと、損切り回避の誘惑になかなか勝てないということでもある。