掃除当番あるいは番犬の話 ~会計は難しい
2023.09.01犬はペットとしてだけでなく、仕事もする。
世界各地の空港や街中で、爆発物や薬物の探知に当たる犬を見かける。
ドイツの中央銀行ブンデスバンクでは、敷地内を犬が巡回警備していた。いかにもドイツ人が好きそうな、大型犬だ。
そういえば、日本でも、昔、たばこ屋の軒先に犬や猫が寝そべっていた。いわゆる「看板犬」「看板猫」である。
山本謙三が書き綴った四方山話です。
犬はペットとしてだけでなく、仕事もする。
世界各地の空港や街中で、爆発物や薬物の探知に当たる犬を見かける。
ドイツの中央銀行ブンデスバンクでは、敷地内を犬が巡回警備していた。いかにもドイツ人が好きそうな、大型犬だ。
そういえば、日本でも、昔、たばこ屋の軒先に犬や猫が寝そべっていた。いわゆる「看板犬」「看板猫」である。
東京都には「境界未定地域」がある。
市区町村の境界が定まっていない地域だ。
これが、JR東京駅や有楽町駅、新橋駅の間近(まぢか)にある。
ま、マジか?(だじゃれである)
かつての堀川を埋めた土地だけに、面積は狭い。
しかし、市区町村の稼ぐ力を示す「1人当たり純付加価値額」は全国第1位だ(2023.08.01コラム「2021年経済センサス 明暗著しい「地域、産業の稼ぐ力」~ひとり勝ちの建設業、沈んだ娯楽・観光関連」参照)。
謎を探りに、フィールドワークへ出かけよう!
3年前まで、小学校の隣に住んでいた。
七夕の季節になると、毎年子どもたちの願いごとがフェンスに張り出され、歩行者が足を止めていた。以前は3年生だけだったが、生徒数が減ったせいか、最近は1、2年生の願いごとも張り出されている。
中には、身につまされるものもある。
【器用になれますように(小3)】
誰かから「あんた、不器用ね」って、言われたのだろうか。
器用でないのは、欠点じゃないんだけどね。
海外の一部の空港では、犬の検査が実施されている。
人による犬の検査ではない。
犬による人の検査だ。
数年前、米国ロサンゼルス空港で帰国便のゲートに向かおうとしていた。
手荷物検査のブースの手前に、長い、長い行列があった。
おそらく、200人近くはいただろう。
検知犬の順番を待つ客だ。
出発便なので、爆発物の検知に特化した犬なのだろう。
海外に出かけると、見たことのないモノに出くわすことがある。
設計者は画期的なイノベーションと考えたのだろうが、案外不便だったりする。
だが、真のイノベーションはトライアルの果てに生まれる。ならば、謙虚に面白がることにしたい。
金融機関には、「損切りルール」と呼ばれるルールがある。
有価証券の運用を担当するディーラーは、与えられた金額を自らの裁量で運用し、日々損得を計算する。
損失が一定額に達したときは、社内のルールにより強制的に運用を終了し、損失を確定させる。これが「損切りルール」だ。
ルールは、理性では何ともならない「人間の弱さ」をふまえたものである。
人は負け始めると、勝負から途中で降りるのを躊躇(ちゅうちょ)する。
「明日こそは取り返せるはず」との希望的観測が勝るようになり、ずるずると損失が膨らむ。
そうした弱さが経営の足を引っ張らないよう、あらかじめルールを定め、損失を一定額に抑え込む趣旨だ。
ルールに違反すれば懲戒処分は免れない。それほど厳しいルールにしておかないと、損切り回避の誘惑になかなか勝てないということでもある。
根付いた慣習を変えるのは、難しい。
経済学に「経路依存性」あるいは「QWERTYの法則」と呼ばれる理論があるぐらいだ(末尾脚注参照)。
1993年4月、政府は一大改革に打って出た。国際化の一環として、行政文書をB版からA版に切り替える作業だった。
当時勤務していた職場でもA版化の方針が決まり、プロジェクトを担当することになった。
現場にしてみれば、目に見えるメリットが少ないわりに、面倒の多い作業だっただろう。
例えば、規程集の差し替えがあった。
年も明け、もはや旧聞に属するが、昨年のカタール・ワールドカップは興奮あり、無念さありで、サッカーはこういう競技だということを改めて思い知らされた。
それでも、1998年フランス大会以来の歴史を振り返れば、日本代表は確実に強くなった。
日本サッカー協会の育成システムの成果だろう。敬意を表したい。
そのサッカー協会が掲げる目標は、「2050年までにワールドカップ優勝」だ。
「年末」といえば、思い浮かぶのは年末ジャンボ宝くじの抽選風景だ。
抽選会に出かけたことはないが、テレビのニュースでなじみ深い。
気になるのは、一体どんな人が会場に向かうかだ。
なんといっても、大晦日の昼日中だ。
大掃除もあるだろうし、帰省の人もいるだろう。
会場に出向いたからといって、買った宝くじの当選確率が上がるわけではない。
早く当選番号を知ったところで、結果が変わるわけでもない。