歳をとるということ
2019.06.15
50歳を過ぎたころ、妻から映画に誘われた。
一体、どうした風の吹き回しか。
尋ねてみると、「あなたが来れば、夫婦50割引が使えます」という。
「では、夫婦50割引がなければ、どうしたのか」と尋ねると、「もちろん、レディース・デイに一人で来ます」と。
ふ、不愉快な、、、と小声でつぶやく。
山本謙三が書き綴った四方山話です。
50歳を過ぎたころ、妻から映画に誘われた。
一体、どうした風の吹き回しか。
尋ねてみると、「あなたが来れば、夫婦50割引が使えます」という。
「では、夫婦50割引がなければ、どうしたのか」と尋ねると、「もちろん、レディース・デイに一人で来ます」と。
ふ、不愉快な、、、と小声でつぶやく。
私はカラオケで100点を出したことがある。もう20年以上も前のことだ。
家族4人で近所のカラオケに出かけた。
当時、長男小3、長女幼稚園。アニメや子供の歌ばかりで、どうにも乗りが悪い。
それでも観察すれば、どの曲に高い点が出るかはおおよそ見当がつく。「忍たま乱太郎(勇気100%)」は難しい。「ちびまる子(踊るポンポコリン)」もだめ。「サザエさん」ならまずまずか。
1970年夏、テレビにはじめて出たのは、高2のときだった。学校を2日さぼって、上京した。当時、NHKホールは内幸町にあった。
「あなたのメロディー」は、素人のつくった曲を専門家が編曲して、プロが歌ってくれる番組だ。ちなみに、北島三郎の「与作」やトワ・エ・モアの「空よ」などの名曲は、この番組から生まれている。
2月、3月はどうにも忙しい。原稿の締め切りはすぐにやってくる。公共料金の支払いも早い。それもこれも、2月が28日しかないからだろう。
大の月、小の月の順でいけば、2月は小の月だ。にもかかわらず、2月をさらに2日も短くすれば、バランスが崩れるに決まっている。年の前後半(1~6月、7~12月)で3日も長さが違うのも、すべて2月が悪い。
この際、世界中に呼び掛けて、「いっせーのせ!」でカレンダーを切り替えてはどうか。将来生まれてくる子供たちは必ず喜ぶはずだ。(ところで、「いっせーのせ!」は英語で何という?)。
よく疑問がひらめく。
今年の夏も、蝉はなぜあおむけで死ぬのかが、気になって仕方がなかった。普段は腹を見せないはずの蝉が、なぜわざわざあおむけなのか。
誰しもが一度は思ったことだろう。
妻に理由を尋ねてみた。
彼女の答えは「知るかっ (-_- # 」だった。
以前勤めていた職場には、業務継続要員の制度があった。隔週、職場近くの宿舎で過ごし、いったん本支店の所在地で地震や水害などがあれば、夜間・休日を問わず本部に駆けつけ、体制を整える役目だ。
ある夜、宿舎に帰宅すると、ベランダの側溝に体長4~5センチの蟹が3匹横たわっているではないか。部屋は川や海から離れている。いったい、なにが??